アルコール依存症 とは
簡単な自己診断法:
簡単な診断としてCAGE(ケージ:おり[虎を入れる])というのがあります。
Cは cut down 量をカットしようとしてもうまくいかない。
Aは annoy 家族、友人、医者など周りの人に自分の飲みっぷりを指摘されるたびにいらいら、うっとおしい気分になる。
Gは guilty 罪悪感を飲み過ぎた後に感じる。飲んだ結果を後悔する。
Eは eye opener 目をすっきり開けるために、朝、迎え酒をする。
ここで重要なのは、本人がお酒の問題に多少気づいていることが診断の条件になるということです。
あの人は大酒のみだから、アルコール依存症だ... というのは間違っています。なぜなら、「診断」と言う医療行為は本人の同意なく行うことは許されないからです(インフォームドコンセント)。
アルコール依存と酔っぱらいは混同されがちです。酔っぱらいは迷惑で、お断りということになるでしょうが、同じだと考えてアルコール依存症は排除されがちです。これは正しくないことです。