【ELECOM 無線子機WDC-150SU2MをUbuntu12.04で使う】

無線子機をパソコンのUSBに接続して、インターネットにつながっているタブレットと電波で通信させていましたが(テザリング)、不調なので、新しい物を量販店で買ってきました。
 ところが、無線子機をUbuntu OSのパソコンへUSB接続したところ、全く反応しませんでした。
機器を駆動させるソフト(デバイスドライバー)はWindowsとMac用しか準備されていません。 Ubuntuは、ほとんどの周辺機器が使えるよう に、あらかじめ、 デバイスドライバーがインストールされているようですが、やはり古いバージョンのUbuntuだと、それが出た後に発売された機器は使えないケースが多い ようです。  無線子機の電子部品(チップセットの型式rtl8188eu)に対応したソフトのソースコードのある場所がわかったので、ダウンロードしてUbuntu で使えるように、コンパイル(機械語翻訳)しました。
  コンパイルをするのは初めてでしたが、無線子機の青いランプが点灯し大成功でした。
 ubuntu14.04でのやり方を紹介したサイトを見つけて参考にしましたが、解決が必要だった点は、12.04だと、特殊なダウンロードコマンドの git が使えないことでした。 そこで、別に準備したubuntu18.04でデバイスドライバー ソースコードをダウンロードして、12.04へ持込んだ上でコンパイルしました。 

作業方法:
Ubu18 Mateで
cd /home/.../... /...    #(自分で準備したダウンロード先のパス)
sudo apt install git    # コマンドgitを使えるようにダウンロードインストール
git clone https://github.com/lwfinger/rtl8188eu  # デバイスドライバーのソースをダウンロード  Repository for the stand-alone RTL8188EU driver.
USBメモリに保存して持ち出す。

Ubu12で (もっと古いバージョンでも可能かもしれない)
cd /home/.../... /...     #持ち込んだソースフォルダーを指定してその中で作業する。
  make all    # コンパイル
   sudo make install  # コンパイルした物をインストール。

以上

参考サイト;
ELECOM WDC-150SU2MをUbuntu14.04で使う
http://blawat2015.no-ip.com/~mieki256/diary/201808181.html


https://kokawa2003.blogspot.com/2016/10/ubuntu-1604elecom-wdc-150su2m.html
https://github.com/lwfinger/rtl8188eu/tree/master/debian